日本人7人が犠牲に・・・

 1日に発生したバングラデシュ人質立てこもり事件。人質にされていた

20人が犠牲となり、犠牲者の中には日本人7人も含まれており、5日の

午前5時過ぎに政府専用機で無言の帰国を果たした。この凄惨な事件に日

本に住むイスラム教徒が悲痛な思いを語っている…。

 

 

「みんな日本人が好きなのに」

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 大阪市西淀川区でハラル料理店を経営するパキスタン人のユードゥス・

ムハマド・ワシムさん(39)は「日本人も何人か亡くなったと聞き、

とても悲しい。イスラムは幸福を追求する宗教だ。間違っても人を傷つけ

ることを教えていない」と事件について語ってくれました。また、京都府

八幡市でハラル料理レストランを経営するエジプト人の夫を持つ日本人妻

のミンナトゥッラー弘美さん(50)は、「多くの日本人が犠牲となり言

葉がない。ムスリムとしては、この事件でイスラムがテロや(過激派組織

『イスラム国』の)ISと結びつけられ、肩身が狭くなることを心配して

いる」とイスラム教がイスラム国によって誤解を受けることを懸念しまし

た。

 他にも「コーラン(イスラム教の聖典)は人殺しを禁じている。(中東

情勢で)どれほど怒りがあったとしてもテロは絶対に間違っている」「ご

くわずかなテロリストのせいで、99%以上の善良なイスラム教徒がテロ

リストのレッテルを貼られる」「バングラデシュ人は独立後に日本が支援

してくれたことを知っており、みんな日本人が好きなのに」などと、凄惨

な事件に多くのイスラム教徒が心を痛めています。

 どの事件でもそうですが、一部の犯罪者の間違った行為で、関係ない方

たちも同様の批判を浴びる事となっています。まして、宗教など人の幸せ

を願う人がテロ行為で人の命を奪う事件が相次いでいることに憤りを感じ

てなりません…。

 

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